JAPANESE JOURNAL OF RADIOLOGICAL TECHNOLOGY
投稿規定


第 1 章 総   則
(目   的)
第 1 条 この規定は日本放射線技術学会雑誌(以下,学会誌とする)に対する投稿原稿の投稿と掲載基準を定めることを目的とする.
(投 稿 資 格)
第 2 条 会員は学会誌に投稿する権利を有し、第 4 条に掲げる学術論文については,別表に定める規定枚数以内であれば無料とする.筆頭著者が非会員のときには投稿料を要し,その額は 1 編につき正会員年度会費のl/2とする.ただし,採択の有無にかかわらず返却しない.なお,学術論文の共著者は原則として11名以内とする.
(著 作 権)
第 3 条 学会誌に掲載された論文の著作権は,本会に属する.
(投 稿 区 分)
第 4 条 投稿原稿の内容は,放射線技術学,ならびにこれに関連のある領域とし,以下の投稿区分に分類する.
I.学術論文
1)原  著: 独創性に富み,目的,結論等の明確な他学会誌を含めて未投稿の研究論文.
2)ノ ー ト: 新しい装置,製品,試薬などの技術的評価,既成の装置等における新しい考案などに関する研究論文.
3)臨床技術: 新しい装置,製品,試薬などの使用経験,既成の装置等における工夫,改良など臨床に役立つ情報に関する報告.オリジナリティは問わない.
4)速  報: 独創的な研究,工夫,仮説などを内容とし早急に発表する必要のあるもの.速報を希望する理由を文書で説明すること.編集委員会が認めれば他に優先して掲載する.
5)資  料: 調査資料,技術的な要因を取りまとめたものなど,研究,技術に参考となるもの.学術委員会の班報告も含める.
II.その他
1)総  説: 編集委員会からの依頼による.
2)講演記録: 本学会総会,秋季学術大会において発表されたもので,招待講演,特別講演,教育講演,大会長講演,宿題報告,シンポジウム,分科会における講演,討論会などを含む.原則として発表後 6 ヵ月以内に投稿されたもの.
3)討  論: 掲載論文に対する誌上討論,質疑応答または意見.
4)誌上講座: 編集委員会からの依頼による.
5)談 話 室: 内外の会議,学会などの見聞録,感想,放射線技術を含む科学,技術に対する提言,各専門分野の技術上の経験,斬新なアイディア,珍しい実験結果など.
6)会員の声: 本会または学会誌に対する意見,希望など.
7)案 内 板: 本学会ならびに他学会の開催案内など.
8)報  告: 理事会,運営企画会議,委員会,分科会,部会,支部等の活動状況など.

第 2 章 細   則
(原   稿)
第 5 条 学術論文(別表の I 項)は和文または英文とし,以下の各項および第10条による.
2. 学術論文(別表の I 項)は正 1 部,副 2 部(図表を含む)計 3 部を提出する.なお,副については写真以外はコピーでもよい.
3. 原稿の長さは別表に定める.
4. 学術論文(別表の I 項)は原稿が本会に到着した日付を受付日,編集委員会審査の採用決定日を論文受理日として掲載する.
(審   査)
第 6 条 学術論文(別表のI項)の採否および投稿区分は,査読者の意見を参考にし,編集委員会で決定する.
2. 投稿論文は基礎研究,応用研究のいずれにおいても生命倫理に十分な配慮がなされたものであること.また,個人情報の保護のために必要な処置を講じたものであること.
3. 著者が論文内容について異議のないことを証明するために全著者より署名を得ること.
4. 編集委員会から投稿原稿の訂正を求められた場合には,返送された日から 6 ヵ月以内に再提出すること.この期間を超えた場合には新たに投稿されたものとして受け付ける.
5. 受理された原稿は編集委員会が訂正を求めた箇所以外に編集委員会の承諾なしに変更をしてはならない.なお,受理されてフロッピィディスク送付依頼書が届いたら,最終の論文とともにそのファイル(テキスト形式)の入ったフロッピィディスク(3.5インチ2HD)を送付すること.その場合,用いたワードプロセッサ,あるいはパーソナルコンピュータの機種とソフト名をフロッピィディスクに明記すること.
6. その他(別表の II 項)の掲載は編集委員会で審議し決定する.
(校   正)
第 7 条 著者校正は初校時 1 回のみとする.原稿になかった字句の挿入,図版の修正は認めない.校正刷は指定の期日内に書留にて返送すること.期限に遅れた場合には編集委員会の校正をもって校了とする.掲載原稿は原則として返却しない.
(別   刷)
第 8 条 別刷の希望部数は投稿論文送付用紙(各巻偶数号添付)に朱書する.学術論文,討論,誌上講座,談話室は30部まで無料,総説,講演記録,シンポジウムは50部まで無料,それ以上の希望部数の実費は著者負担とする.また,学術論文(別表の I 項)の別刷の送料は全額著者負担とする.
(送 付 先)
第 9 条 原稿は必ず書留便で下記宛に送付すること.
〒 東京都千代田区二番町 2-1 二番町TSビル
株式会社メディカルトリビューン内
日本放射線技術学会編集委員会
TEL  FAX
(そ の 他)
第10条 投稿規定に反した原稿は受け付けない.
(1) 特集号の特集記事については,非会員による投稿であっても全て無料とする.
(2) 投稿原稿には必ず各巻偶数号に添付の投稿論文送付用紙の表と裏の所定の箇所に必要事項を記入したものを付して送付すること.
(3) 和文原稿は白のA4判用紙にワードプロセッサなどで 1 枚20字×20行で印字し,上下左右に5cm程度の余白をとる.英文原稿はA4の用紙にダブルスペースでタイプし,1 枚に 1 行60打字で21行とする.
(4) 原著論文の原稿は,表紙,英文表紙,和文抄録,英文抄録,本文,図(写真を含む),表の順とする.参考文献は本文に含めて別表の原稿の長さ(本文)とする.表紙は表題,著者,所属,英文表紙はそれらの英文を記載する.他の原稿の必要事項については別表を参照のこと.
(5) 本文は原則として,緒言,方法,結果,考察,結語,参考文献の順に記述し(資料と別表の II 項のその他の原稿は除く),別表の制限枚数内でまとめること.表紙,抄録,図表の説明は本文に含めない.別表のぺージ数を超過したときは,超過ぺージ 1 ぺージにつき30,000円の著者負担を請求する.
(6) キーワードは英語を用い,5 語以内の名詞形とする.元素名,各種名,化合物名等は省略しないこと.
例)Computed tomography(CT)
   NaCl→Sodium Chloride
(7) 数量の単位は国際単位系(SI)を使用すること.数字はすべてアラビア数字(算用数字)を用いる.
(8) 図(写真を含む)表は本文と離して別葉とし,Fig.1,Table 1のように番号をつけること.原稿には図表を組み込む場所を欄外右横に朱記する.
(9) 図は白紙,またはトレーシングペーパを用い,黒インクで書くか,パーソナルコンピュータの図作成ソフトを用いて作成したものを用いること.写真の大きさは特別なものを除いてキャビネ判以上とし,正1部は台紙に張り付けないで裏面に筆頭著者名,番号,上下を記入し,封筒に写真在中と明記し原稿に同封する.副 2 部はA4判の台紙に張り付ける.カラー写真の掲載料は全額著者負担とする.
(10) 資料を除く学術論文の図表,および図表の説明はすべて英文とし,図表の説明には別葉に和文を付すこと.
(11) 参考文献は,本文の末尾にまとめて引用順に記載する.本文中の該当箇所右肩上に下記の要領で引用順の通し番号を記入する.
例)…使用の増加が著しい1, 2)
  …これら増感紙の物理特性3〜7)を…
(12) 参考文献は著者名(筆頭から 3 名まで,以下は他,et al.とする),表題,雑誌名(各学会で表示している略名を用いる),巻,号,頁,発行年の順に書く.
文献引用例
1) 今田順久,長畑 弘,中村喜久男,他:伝達情報量による断層撮影系の評価─振角・断層速度・断層厚の 3 変量解析─.日放技学誌,38(1),1-4,(1982).
2) Green MV, Ostrow HG, Douglas HA, et al.: High temporal resolution ECG-gated scintigraphic angiography. J. Nucl. Med., 16, 95-98, (1975).
3) 出本祐靖:高エネルギー物理学,新物理学シリーズ14,pp.115-157,培風館,東京,(1978).

付   則
1.この規定は,理事会の議決により改訂することができる.
2.この規定は,昭和36年 5 月25日より施行する.
  昭和41年 7 月31日一部改訂
昭和47年 1 月30日改訂  
昭和49年 4 月 5 日一部改訂
昭和51年 5 月12日一部改訂
昭和54年 2 月11日一部改訂
昭和57年 5 月 1 日改訂  
昭和58年11月20日一部改訂
昭和60年12月 1 日一部改訂
昭和62年 5 月10日一部改訂
平成 4 年 2 月 9 日一部改訂
平成 8 年11月 9 日改訂  
平成10年 1 月24日一部改訂
平成12年10月28日一部改訂
平成16年 1 月24日一部改訂
平成16年 4 月 7 日一部改訂
平成17年11月19日一部改訂

参考 当学会は平成12年 8 月25日より特許法第30条に関わる指定学術団体となっております.

別表 原稿の種類と長さ


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